えいがのこと

映画の事。いろいろ。

ゴーストハンターズ

1回目でなぜこれを選んだのか…。今日中にツタヤに返却しなきゃいけなかったのである。本当は、一番大好きなエイリアンから始めたかったw

データ
製作年:1986年 上映時間:100分 ジャンル:アクション、ホラー
監督:ジョン・カーペンター
脚本:ゲイリー・ゴールドマン、デヴィッド・Z・ワインスタイン
音楽:ジョン・カーペンターアラン・ハワース
感想
邦題のセンス…。ゴーズトバスターズがヒットしたから…なのだろうか。てか、ハントしてないし!
音楽もJCが手掛けているので、あのお馴染みの音楽が流れて来るので余計にこの映画の立ち位置が不明になる。しかしこういう楽しい映画は好きだ。
実はあまりカート・ラッセルは好みでなくて、テキーラ・サンライズとかデッド・フォール、バックドラフトとかその辺のイメージが強い。最近はガーディアンオブギャラクシーリミックスでピーターの父ちゃん役やってて、ああ…おじいちゃんになったな…って思った。
けど、ゴーストハンターズ見て、好みではないけどいい男だなって思いました。若いからか。
最後の対決のシーンの美術は良いね。
フィギュアが出てるというのもわかる。最近見た同監督のパラダイムより好み。
 
印象に残ったシーンは、ジャンルからして終始ギャグかな?って思うのに、年老いたロウ・パンにジャックは、2000年も生きていて理想の女を1人も探せなかったと笑う。
ロウ・パンは、何人もいたが理想とは違った。男と女の関係というのは難しいめったに上手く行かない。それでもみんな努力はしているがバカみたいに。
なーんて、唐突に人間の真理をセリフにしたためるところ。
 
出演者
ジャック・バートン:カート・ラッセル
グレイシー・ロウ:キム・キャトラル
ワン・チー:デニス・ダン
デヴィッド・ロウ・パン:ジェームズ・ホン
エッグ・シェン:ヴィクター・ウォン
マルゴ :ケイト・バートン
 
ストーリー

トラックの運転手・ジャックは、チャイナタウンでレストランを経営している中国人・ワンとの博打で大勝ちする。
今は金が無いから後で店へ来いと、ワン。どこへ行くかと尋ねると、中国からやってくる彼女・ミャオを迎えるために空港へ向かうと言う。ジャックは逃げるのかと思い、同行する。ワンとミャオとは、結婚の約束をしていた。ミャオは緑の美しい目をしているという。

空港で、1人の女性に魅入るジャック。その女性グレイシーをナンパするが断られる。
すると2人にぶつかる中国人3人。怒るジャックをグレイシーが阻止する。連中はチャイナタウンのギャング「死の貴族」だという。

グレイシーが待つ中国人の写真を持つ初老の女性がいた。
その女性を連れ去ろうとする男を止めに入るジャック。代わりにミャオを連れ去る死のギャング達。ミャオを追うために、ジャックのトラックに乗る。

観光バスの運転手をしているエッグ。すると、向かいからジャックがギャングを猛スピードで追って追って来た。危うくぶつかりそうになる2台の車。
チャイナタウンに迷い込むジャックのトラック。
すると、路地では誰かの葬式が行われていた。
2人が葬列を眺めていると、突然別の集団が葬列を妨害した。
トラックは、2つの組織の抗争の中心にいた。様子を見ている2人(抗争シーン長いw)
すると突然、「嵐の3人組」稲妻、雨、雷鳴が降臨し、抗争を蹴散らす。(この辺で20分)

この争いから逃げようとするジャック達。突然現れた怪人ロウ・パンをトラックで轢いてしまうが、ロウ・パンは無傷。驚いて車から出てきたジャック達に怪しい光を放つ。逃げ惑う2人だが、またもや死の貴族と鉢合わせになる。空家に逃げる2人。しかし、空家にも追手がくる。完全に巻き込まれたジャック。

 

2人が広東料理屋に戻る。
争っていたのは、チャン・シン一派とウィン・コン一派だった。2つの派閥は長い間争っていたと店主が教えてくれた。ロウ・パンの命令で、チャン・シン一派のボス、レムリーが暗殺された。さっきのは、その葬式だった。葬式に参列した連中はめった切りにされた。

支給長のエディが、ジャックのトラックは、死の貴族が盗んでいった。
死の貴族は、ウィン・コン一派の命令を聞かず売り飛ばす女を探していた。ミャオはそれに巻き込まれたと言う。

そこへ、空港で出会ったグレイシーが現れる。グレイシーはこの近くに住んでると言う。彼女もまたグリーンアイズだ。

今回の騒動の責任は自分にもあると言う。死の貴族は、女をホワイトタイガーに売り飛ばしているそうだ。
さらわれたのはワンの婚約者だとわかると、争わずに買い戻せと言う。
ワンはジャックに彼女を買い戻すから金を払えない、手伝ってほしいと言い出す。
(一連の事件の解説と、ジャックのキャラクターを提示)

ホワイトタイガーに向かう4人。グレイシーは顔を知られているから入れない。
ジャックが客になりすまし潜入する。
外では、グレイシーが新聞記者のマーゴを呼んでいた。

ホワイトタイガー内では、ジャックがグリーンアイズの子を頼むというと、中国人にグリーンアイズはいないという。店主の女性はその様子を見ていた。店主は秘密の部屋に入るとそこにはミャオがいた。
女性と部屋にいるジャック。すると突然、店の上に緑色の光の塊が現れ、嵐の3人組が現れた。3人組はミャオを連れ去ってしまう。

グレイシーの事務所に皆で戻る。ミャオはロウ・パンの所だろうと推測するグレイシー
マーゴは、ロウ・パンの事を知っていた。銀行の頭取で貿易会社を持っていてここ数年誰も姿を見ていない男だと説明する。(凄い説明セリフだった)
実際彼女を助けるのは無理だろうが、ワンは諦めきれない。
そこへ、部屋の奥にいたタラが様子を伺っている。空港でさらわれそうになった女の子だ。グレイシーは彼女の人権を守るために空港に出向いていた。

貿易会社に着いた2人。携帯電話会社だと言い張り、強引に店に入る2人。
会社の奥の立ち入り禁止と書いてある扉に入る。

グレイシー達が広東料理店に戻ると店にはエッグがいた。ロウ・パンに詳しいという。
エッグは、ロウ・パンは凶悪な力を持つバケモノになったと教えてくれた。

貿易会社にいるジャックとワンは隠しエレベーターを見つけ、乗り込んだ。しかしエレベーターは途中で停止し、水が入って来た。
何とかエレベーターの扉を開け外へ出ると、処刑所のようなところに出た。そして嵐の3人組に捕まってしまう。
目隠しで車いすで運ばれたのは、ロウ・パンのオフィスだった。
年老いた老人が入ってきた。自分がロウ・パンだという。ジャックが見たロウ・パンとは姿かたちが全く違っていた。老人は、グリーンアイズの女を探しに来たんだろう?と2人に言う。
ミャオの事を根掘り葉掘りワンに聞く老人。年老いた体に魂が閉じ込められていて、グリーンアイズの女と結婚をすれば若返り、宇宙支配の力を与えられるという。自分に呪いをかけてるのは東方の神だ。その神を宥めるのがグリーンアイズの女だ。
そんな話を1ミリも信じないジャックは、精神病院に行きなと一掃。2000年も生きていて理想の女を1人も探せなかったと笑う。
何人もいたが理想とは違った。男と女の関係というのは難しいめったに上手く行かない。それでもみんな努力はしているがバカみたいに

貿易会社に乗り込むグレイシー達。それを見つけたロウ・パンは怒り出す。
ジャック達は再び目隠しをされて、監禁される。が再び脱出する。

貿易会社を見学したいと乗り込んだグレイシー達。1人の男が案内してくれた。
見学していると、変なガスがエレベーターに充満し、眠ってしまう。

その頃、老人のロウ・パンは、顔から怪しげな光を放ち、大男のロウ・パンの姿になった。壁をすり抜けミャオの元に来る。肉体がないのだ。ミャオに魅入られるロウ・パン。

3人は、グレイシーとマーゴ、今までさらわれた女性たちを助け、やっと脱出してバスに逃げ込んだが、グレイシーがいつの間にかいなくなっていた。

グレイシーは、恐ろしい怪物にさらわれていた。監禁部屋にロウ・パンがやってきた。彼女のグリーンアイズに気付く。

 

3人が広東料理屋に戻るとエッグが、チャン・シー一派を連れてきた。エッグはジャックに銃を渡した。ダーティーハリーみたいにかっこいい銃だ。
ジャック達は、チャイナタウンの地下を通ってロウ・パン貿易へ再び向かうが、地下には魔物が潜んでいた。

ロウ・パンのアジトでは結婚の儀の準備が整った。

ジャック達はついにロウ・パンの元へたどり着いた。
エッグが持っていた六魔人の薬でロウ・パンを倒すと言う。
式の座にはウィン・コン一派がいた

焦るジャックに、エッグは儀式を終わらせればロウ・パンは人間に戻るからそれから倒すと言う。ジャック達が、儀式を阻止し、壮絶な戦いを繰り広げられた。
式の座からミャオを連れ、オフィスに逃げるロウ・パンと嵐3人組の雨。
ジャックが追いかけ、ロウ・パンにナイフを投げてあっさり額に当たり、ロウパンは死ぬ。
しかしまだ3人衆は生きていた。雷鳴も倒すが最後に稲妻が残っている。
出口を見つけたエッグはみんなを引き上げる。何とか稲妻も倒し、ジャックのトラックを見つけて脱出。

ロウ・パンを倒したエッグは、チャイナタウンを去って行った。
ワンは掛け金の3倍をジャックに手渡す。グレイシーに声をかけるが、グレイシーはジャックにはついて行かなかった。
トラックを運転するジャック。荷台には魔物がいた。